そると倶楽部北海道支部

本日は「都電」について、語りたいと思っております。
まっ、たいした知識も無く、昔話を書きたいだけです。(笑）



現在は「都電荒川線」の1路線が残っているだけですがっ・・・
「三ノ輪橋」から「町屋」の下町を走り「王子」へ、「王子」から「大塚」を抜け「池袋」をかすりぬけ「早稲田」までの路線です。
まぁ、「池袋」から「早稲田」までが良いんですよね・・・
停留所名、言っちゃいましょうか・・・
「鬼子母神前」・「学習院下」・「面影橋」　良いでしょう！乗ってみたいでしょう！！

なんで急に都電の話題かって？
「王子」でこんな車両見ちゃったもんで・・・



「貸切車」です。
昭和の30年代に小学生だった私は・・・すんげぇ古い話で恐縮です。
当時の都電は路線がたくさんあって乗り継いで行くと東京じゅういくことができました。
んで、都電貸切で遠足行ったことを思い出しました。
「田端」から「上野」を抜け「銀座」のど真ん中を通り「浜離宮」が目的地だったような・・・
このコースは通常運行だと乗り換えが必要ですが、もちろん直行便？でした。

都電の時刻表ってあるにはありますが、ダイヤって言うより臨機応変って感じの運行でしたねぇ・・・
ヒトが多けりゃ臨時便がすぐ出るし、遅れてても誰も文句言うやつはいないし、長閑な乗り物です。

昭和40年代に高校通学にも都電を利用していました。
でもこの頃からﾀﾞﾝﾀﾞﾝと自動車の邪魔になるのと、地下鉄の発達で沢山の路線が消えていきました。

高校のころの定期代480円です。
しかも、乗り換えがあっても同じ定額だったと思います。
高校の授業料　都立でしたけど800円でした。
でもねぇ、これを使い込んじゃうんですよねぇ・・・
3ヶ月はなんも学校から言われないんですが、それを過ぎると親に連絡が行っちゃうんで・・・
計画的な返済？が必要です。その前に使い込むなってことですが・・・(笑）
さすが定期代は使い込まなかったなぁ・・・

都電の乗客の暗黙のルールってのがありました。
席に座ってる人は立っている人の荷物を持ってくれます。
もちろん知らない人同士です。
カバンを持って電車に乗り座席の前に立つと、「お持ちします」ってカバンをひざの上に持ってくれます。
これって、女子高生でも持ってくれましたね。
自然発生的な都電文化だと思いますよ。

あと、通学で乗ってると運転者さんと顔なじみになり世間話もしたりしてました。
ほら、運転席と乗客との間に何もないでしょ？
クラブ活動の話とかしてましたね。
電車が混んでると荷物をちょびっと運転席にはみ出しＯＫだったし・・・

いやぁ今は無き良い時代だったですなぁ・・・

そんな訳で旅先・出張先で市電があれば乗ります。
市電好きかも？です。
だって、その地の生活を感じることができるんですもの・・・



アラ還の戯言でｼﾂﾚｲｼﾂﾚｲ！！